親知らずの抜歯方法

ホームへ戻る > 親知らずの抜歯方法

親知らずを抜いた後に気をつけること
親知らずを抜歯した後の歯磨きはどうする?
義歯って何?
入れ歯の種類
入れ歯のメリットとデメリット

今まで抜歯をしたことがない人にとって、歯医者で親知らずを抜くというのはかなりの恐怖ではないでしょうか。もちろん抜歯の際には麻酔をするので痛みはないはずですが、どのぐらい痛いのかな、と抜歯をためらってしまう人は少なくありません。抜歯方法は親知らずでなくても基本的な方法は同じですが、生える向きや角度が他の歯とは異なることも多い親知らずの場合には、向きや角度によっては従来の抜歯方法ではできないことがあります。


親知らずを抜歯する時には、歯医者でレントゲンを撮ります。そして、生えている向きや角度、すんなり抜歯できるスペースがあるかどうかをチェックするとともに、歯の根っこの部分もチェックします。歯には2本の根っこがありますが、先端部分が内側にカーブしていたりすると、抜歯の際には引っ掛かってしまうためにすんなりできないことがあります。そうした場合には、ペンチで歯を掴んで引き抜くという抜歯方法では抜けないため、親知らずを小さく砕きながら抜歯のスペースを作ったり、根っこも2本同時ではなく1本ずつ抜くなどすることになります。

歯医者の抜歯作業は、もちろん私たちは見ることはできません。通常の抜歯と異なるのは、こうした場合には、通常よりも抜歯に少し時間がかかるという点が異なりますが、抜歯中には痛みなどは一切ありません。ただし、歯を砕きながら抜歯した場合には、抜歯後に痛みが来る場合も多いのですが、歯医者で傷み止めを処方してもらえますし、日常生活に支障をきたすような痛みではないので心配ありません。