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歯茎が変色したら歯医者へ行こう!健康な歯茎ならピンク色をしていますが、いろいろな原因でこのピンク色が変色してしまうことがあります。老化現象かなと放置してしまう人が多いこの症状、実は歯医者に行けば治療することができます。歯医者での治療は、原因によって治療方法が異なるため、まずは原因を掴むためのカウンセリングが行われます。


例えば、慢性的な歯周病を持っている人の場合には、歯周ポケットの内側からメラニン色素が沈着して歯茎が変色していることが多いですし、喫煙などの習慣がある人も、メラニン色素によって歯茎が変色しています。その場合には、フェノール系の薬品やレーザーを使って歯茎の中のメラニン色素を除去するための治療が行われます。ガムホワイトニングやガムピーリングと呼ばれるこの施術は、健康保険が適用されない治療のため、かかる費用は少し高め。上下合わせて1万円~3万円程度が相場となっています。


歯の詰め物が原因で歯茎が変色してしまうこともあります。これはメタルタトゥーと呼ばれる色素沈着。この場合には歯肉を削り取らなければ沈着部分を治すことができないため、外科手術となります。多くの場合には、メタルタトゥーの原因となった詰め物を別の素材に変えると同時に、削れる部分は削る治療が行われます。外科手術となりますが、かかりつけの歯医者で治療してもらうことができるので、気になる人はぜひ相談してみてください。


その他にも、虫歯が進行して根っこまで死んでしまうと歯だけではなく歯茎も変色したり、歯根がすけて黒っぽく見えることもあるようです。この場合には、ホワイトニング治療で色を薄くすることが可能です。