歯医者で歯石除去をしよう

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歯医者に歯科健診に行くと、虫歯や歯周病のチェックをするとともに、歯垢や歯石がどのぐらい付着しているのかもチェックしてもらうことができます。歯茎の上に歯石がついていなくても、歯茎の下の部分に歯石がびっしりついているという人はとても多く、歯磨きしているのに歯周病になってしまう人の多くは、こうした歯石が原因となっていることも多いようです。


歯医者で歯石除去をする場合には、歯周病の進行度合いも考えながら適切な治療が行われます。歯石がそれほどついていない人や歯周病を発症していない人なら、超音波を使ったスケーリングで歯石をスッキリ掃除することができます。歯周病を発症していたり、歯周ポケットのかなり奥まで歯石が入り込んでいる場合には、スケーリングだけでは十分に除去できないため、麻酔をかけてディープスケーリングが行われます。この治療では、1度の通院で完了することは少なく、歯医者によって上と下とで4パーツに分けたり、6パーツに分けての治療となるのが一般的です。

歯周病が悪化している場合には、ディープスケーリングに加えてルートブレーニングという歯茎の治療も行うことになります。また、歯茎の炎症が膿を持っている場合には、歯茎を切開して膿を取り除いた後で歯石除去を行うこともあります。こうした治療は一般歯科で受けることができますが、切開術となると歯茎を切開したり縫合するため、食事がしにくい期間が発生したり、日常生活に支障をきたすことも出てきます。