歯周病にかかりやすい人

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歯医者で治療をしても、なかなか完治しにくい歯周病。歯の付け根部分にある歯周ポケットに、食べかすが残ってしまうことによってそれをエサとして細菌が増殖し、歯茎に炎症を起こしてしまう口内疾患です。歯周病は、生活習慣や食生活、体質などによってかかりやすくなったり逆にかかりにくくすることもできるため、もしも歯医者で歯周病と診断されたら、生活習慣も見直すことが必要です。

例えば、タバコを吸う人や慢性的なストレスを抱えている人、いつも疲れやすい人などは、体内の抗酸化機能が低下していることが考えられるため、歯周病が始まると一気に進行しやすいという特徴があります。体内の活性酸素を除去するためのビタミンCなどを積極的に摂取するようにしたり、殺菌作用を持つ緑茶やレモンなどは積極的に口の中に入れるように心がけるだけでも歯周病の症状を食い止めることができます。


体の抵抗力や免疫力が低下している人も、歯周病にかかりやすくなります。歯医者で歯周病がかなり進行しているといわれる人の中には、糖尿病や骨粗鬆症の人が多いもの。こうした疾患が歯周病の原因になることもありますし、逆に歯周病がその他の疾患の進行に拍車をかけてしまうこともあります。また、糖尿病や骨粗鬆症を抱えていなくても、風邪やインフルエンザにかかりやすい人や、花粉症の症状がひどく出やすい人などは、体の免疫機能が低下していることが考えられます。思い当たる人は、歯周病になる可能性があると考え、定期的に歯医者で歯科健診を受けるようにしましょう。