C2の虫歯はとても多い

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定期健診に行かない人の多くは、「冷たいものを食べたら歯にしみる」という不快感に耐えかねて歯医者を訪れます。虫歯は健康な歯がある日突然C2レベルになってしまうわけではないので、定期健診を行っていればもっと早い段階で虫歯を発見治療できるのですが、しばらく放置してしまうと、虫歯菌が歯の表面を覆っているエナメル層だけではなく、その内側の象牙質まで到達してしまうため、日常生活の中で痛みを感じるようになります。

C2の虫歯を歯医者で治療する場合には、1度の通院では終わりません。1回目の通院ではレントゲンで虫歯の深さをチェックし、麻酔をかけて虫歯の部分を削っていきます。かなり深さがあるため、削った部分はインレーと呼ばれる金属製の詰め物を入れることになりますが、歯医者によって銀色、金色、白色などを選ぶことができます。昭和の時代では銀色を選ぶことが多く、お金持ちは金色を選んだりしていましたが、近年では陶器やセラミックなどの素材を使って目立たない白色のインレーが増えています。材質によって健康保険が適用されるものとされないものがあるので、費用や審美面を考えながらピッタリのインレー素材を選びましょう。


C2の虫歯の治療は基本的に麻酔治療となるので、治療中の痛みはありません。あるのは最初に麻酔をする時の痛みのみ。歯医者によっては、麻酔注射に最新技術を取り入れていたり、医師の技術力によって痛みが少ない事もあるので、かかりつけの歯科医院がない場合には、口コミなどを参考にしながらクリニックを選びましょう。