C1の虫歯は治療も1回だけ

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歯医者での虫歯治療は、どのぐらいまで虫歯が進行しているかによって、治療にかかる回数や痛みが異なります。虫歯の中でも最も軽度のC1の場合には、歯の表面部分のエナメル部分のみが虫歯菌におかされている状態なので、自覚症状なども全くありませんし、治療の際には麻酔をしなくても痛みもないのが特徴。歯医者に足を運ぶことが怖い人や、口の中で治療を行うことに対して恐怖心を持っている場合には、笑気ガスを使って恐怖心をとりのぞくこともできます。笑気ガスというのは痛みをとりのぞく麻酔ではなく、精神的にリラックスさせるためのガス。神経系統に作用するので、緊張がほぐれてリラックスできますが、人によっては気分が悪くなるので注意しましょう。

C1の虫歯は、子供なら3か月~6か月に1度の定期健診、大人なら1年に1度の定期健診を受けた時に見つかることがほとんど。針でつついたほど小さな茶色いシミが歯の表面にあらわれることによって見つかる場合が多いようです。自分自身で目視できる場所にできることもありますが、歯と歯の間など、自分では見えにくかったり、歯ブラシが届きにくい場所が虫歯になることが多いのが特徴です。


歯医者でのC1の治療は、虫歯の部分を軽く削り、その部分に詰め物をするだけで治療が終了します。インレーの型どりをする必要もありませんし、詰め物も液体タイプやペースト状のものを削った部分にサッと塗布してカバーできるのが特徴です。治療の後が目立つこともありません。