家の防火対策と設計

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注文住宅を設計するときには防火対策も考えておく必要があります。家が燃えてしまうような火災が起きては困りますが、その備えがあれば安心です。地震がきっかけで起きる大規模な火災もあるため、備えておく必要があります。設計の段階でRC造を選んでおけば、火災に強い家が出来上がります。鉄骨造も火災に強いのではと思われるかもしれませんが、鉄は熱によってやわらかくなり、崩落が木造住宅より早い可能性があります。RC造のように鉄をコンクリートで補強することによって強い耐火構造を持った家になります。

RC造は地震にも強いので安心して住むことができる家ですが、家を建てるコストが高すぎるという難点があります。坪単価は80万円から100万円、場合によってはそれを超えることがあります。RC造の家に手が届かない場合は木造の注文住宅を作ることになりますが、木造の家でも工夫を凝らせば火災に強いものを作ることが可能です。例えば木材の表面を不燃材料で覆えば火災に強い家になります。柱、梁、壁下地材などに太い木材を使うのも火災に対する対策の一つです。


木は火に弱いと思われていますが、そんなことはありません。15分間火にさらされても、9ミリから12ミリ程度しか炭化しないと言われています。だから厚みのある木を使えば、火災によって家が倒壊することは防げます。鉄の場合は熱にさらされると急速にやわらかくなってしまいます。鉄骨造よりは防火対策を施した木造の家の方が火事には強いのです。木造の注文住宅は設計の段階からしっかりとした防火対策を取ることが大切です。